たまに美容室で使っているのを見たりすると思いますが・・・
コレって何?
http://www.tb-net.jp/products/processor/rbf/ 参照
あー見たことある
って方が大半でしょう。
何のために使っているの??
と言う疑問を聞いたことがあるようなないような・・・
という分けで、コレのご説明です。
目次
ローラーボール(加温器)
そう、これの名前はローラーボール
たまに加温器なんて呼び方もします。
ローラーボールって名前だとよくわからないと思いますが、
加温器って感じを見たら想像がつきますよね?
加える温度の器械
まぁそのままの意味で。。
温める道具ですね!
んで、加えて言うなら
遠赤外線促進器です。
遠赤外線とは?
日の当たるところに出ていると、気温が低くても暖かく感じるのは太陽から出ている赤外線のためです。赤外線は目に見えない電磁波の一種で、すべての物体から温度に応じて量が放射され、吸収されています。波長の短いものから、近赤外線、中赤外線、遠赤外線に分類されます。遠赤外線加熱では穏やかな加熱となるために表面の変質を抑えて中まで火が通りやすく、全体を均一に加熱できます。
http://www.pref.kyoto.jp/shohise/15400120.html 参照
表面だけじゃなく、中まで均一に温めることができます。
何のために温めるの?
はい。
この記事の目玉ですね。
コレを使うと温まるのはわかった。
で、何のために温めるの?
http://www.tb-net.jp/products/processor/rbf/ 参照
そう。その質問が聞きたかったんです。
ざっくり説明すると・・・
薬剤の浸透を促進するため
です。
薬剤の浸透を促進するためと言っても、2種類の意味があります。
1、カラー・パーマ・縮毛矯正などの薬剤の化学反応を促進するため
薬剤は化学反応で染まったり、パーマがかかったりします。
温めることで化学反応が活発になり、薬剤の反応が早くなります。
早くなるということは、強くなるということと同じです。
放置時間を間違えると痛みやすくなります。
2、キューティクルを開かせて薬剤の浸透を促進するため
1と似てるようでちょっと違う意味合いです。
濡れている状態で温めることでキューティクルが開きやすくなります。
そこに薬剤やトリートメントが浸透しやすくなります。
なんで全員に使わないの?
ローラーボールを使うと浸透が早くなって時間が短くなり、メリットに思うでしょう。
だったら全員に使ってくれれば早く終わるじゃん!
と思う方もいるでしょう。
やろうと思えばできなくもないです。
詳しく書くとわかりづらくなって、長くなるのでやめますが・・・
薬剤の放置時間は短ければいいという問題ではないのです。
なんだろうな・・・
簡単に書くのが難しいんですが・・・
髪質や今までの履歴によって変わります。
単純に書くと
温めないと30分放置時間を置く人をローラーボールを使って20分に短縮する
みたいな感じが正解です。
温めないと15分放置時間を置く人をローラーボールを使って6分に短縮する
この場合は仕上がりやモチに悪影響が出やすいです。
まぁ、その辺りは担当の美容師さんの薬剤調節や知識・経験にお任せしましょう。
別に使うこと・使わないことのどっちが良くてどっちが悪いとかはないので。
ちなみにローラーボールを使われていると・・・
眠くなります!
いい感じに暖かいですからねw
では!