カラー剤についてのお話。
市販のカラー剤と美容室のカラー剤の違い
まぁ、そんな難しいお話ではないのですが。
市販のカラーはどんな髪でも染まるようになっています。
そう、どんな髪でも。
強い髪でも、弱い髪でも
ダメージしてない髪でもめちゃダメージしている髪でも。
塗り分けることなく全てを同じ薬で染めます。
一方、美容室のカラーは
- ダメージ具合
- 現在の髪に残っている色素
などで薬剤を塗り分けます。
そりゃダメージのレベルが違いますよね。
そもそもカラー剤は2つの薬を混ぜます。
美容室のカラー剤について
色味をコントロールする1液

明るさをコントロールする2液

この2種類の薬剤を混ぜて作ります。
といっても、薬剤の調合の幅は無限大。
美容師は完全にその人に合わせたオーダーメイド的なカラーを作ります。
例えば…
根元は赤味が強いので
1液をaとbの薬を3:1で調合して2液は6%で
毛先は黄味が強いので
1液をaとbとcとdを4:2:1:0.5で調合して2液は3%と6%を1:2で
なんてことが日常茶飯事です。
上の説明見ても意味分かんないと思いますがw
1液の種類を混ぜ合わせて
混ぜる割合を変えて
2液の強さも変える
そうすることで、ダメージが違う髪でも均一なカラーにすることが出来ます。
よく言うカラーの名前・ネーミングについて
なんか色々ありますよね。
- ミントグレイ
- ミルクティーブラウン
- プラチナラベンダー
- ペールチェリー
とかなんとか。
なにそれ?w
たまにそういうカラー剤があったりしますが…
だいたいは美容師が勝手に名付けています。
例えば
「ミルクティーブラウン」
をググってみました

どうでしょう?
全く同じ色に見えますか?
僕には見えませんw
オレンジっぽいのとか
黄色っぽいのとか
白っぽいのとか
色々ありますが、全て同じ名前で検索にかかってきたカラーですね。
なので
何色にしたい!
っていうよりは、
なんとなくこんなカラー
て画像を見せてもらった方が分かりやすいですね。
ミルクティーブラウンって言って、
白っぽいの想像してたのに
オレンジっぽくなったら嫌ですもんねw
今回はカラーについていっぱい書いてみました。
また機会があればなにか書きましょう
では!
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