ヘナカラー
昨今では聞いたことがない方もいるかもしれませんね。
ヘナカラーとはなんなのか?

その辺りを書いていきたいと思います。
ちなみに当店では基本的に取り扱っていませんのでご了承ください。
ヘナカラーって何?
通常のおしゃれカラー(ファッションカラー)や
白髪染め(グレイカラー)などは
アルカリカラーを言い
医薬部外品という種類に属します。
ヘナの場合は化粧品登録のカラー剤になります。
ヘナとは、古くはクレオパトラが爪を染めていたというくらい歴史のあるものです。
植物から採れる成分で作られた染料です。

すごく分かりやすく言えば・・・
アルカリカラーはお薬
ヘナは漢方
のような感じですね。
(いや、なんとなくですよ)
ちなみにヘナカラーの中には
100%天然成分のヘナ
ジアミンなど化学染料が入っているヘナ
があります。
お薬と漢方どっちがいいのか?
と言われても、どちらも良いものですよね?
使い方、使うべき人を選んで使えばどちらも良薬となりえます。
間違えて使えば効果はないor副作用が起きることもあります。
まぁ、基本的には医師の診断のもと使いますよね?

ヘナカラーのメリットは?
ヘナカラーにはメリットがあります。
- 白髪が染まる
 
(100%自然由来のヘナはオレンジに。化学染料が入っているヘナは黒から茶に)
- 頭皮・髪へのダメージが少ない
 - 髪にハリ・コシがでる
 - 退色しても黒髪が明るくならない
 
基本的には白髪染めに使う場合が多いでしょう。
これだけ見るとかなり良いように思えますね。
ヘナカラーのデメリット
もちろんデメリットもあります。
- 指通りが悪くなる(ゴワツキ)
 - 色の選択肢が少ない
 - 明るいカラーはできない
 - ヘナが残っていると明るくできない
 - ヘナが残っていると縮毛矯正・パーマがしづらい
 - 自分で染めると時間がかかる(1〜2時間)
 - 植物性のアレルギーの方はアレルギー反応が出る可能性
 
意外とデメリットの量が多いですね。
このメリット・デメリットをきちんと理解してからヘナカラーをしないと後で大変なことになります。
ヘナカラーがオススメの人は?
ヘナカラーがお勧めの人は、昨今では少なくなっているかもしれませんね。
理由は1つだと思います。
明るさ・色の選択肢が少ない
ということ。
イメージ的には
the!白髪染め!!

悪いわけではありません。
ですが、昨今では
白髪染めでもある程度の明るさや色を楽しめます。
白髪を染めたいからといって、暗い髪にするのは嫌という方が多いのでしょう。
しかもヘナカラーをした髪は明るくなりづらいです。
ブリーチや脱染剤を使っても明るくなりづらいです。

と言ってもそう簡単には明るくできません。
自然退色もほぼしてこないので、黒染めよりも明るくするのは厄介です。
もちろんこれはメリットでもあるのですが。
そういった今後のこともきちんと考えた上でヘナカラーをすることをオススメします。
安易に手を出すと大変なことになりえます。
Liss 恵比寿【フリーランス美容師のみの美容室】代表 渡辺真一 地毛に戻す美容師 コンプレックス・お悩み相談
必ず美容師さんときちんと相談してからヘナカラーをしましょう。
きちんと理解して使えばヘナカラーは良い薬剤です。
- 頭皮や髪のダメージを極力抑えたい
 - 明るくしたくなく、暗い髪でいきたい
 
という方にはオススメですね。

ご参考までに。
















