お客様に聞かれる

【ヘアカラーの疑問】黒髪から染めるのと明るい状態から染めるのはなんで違う色になるの?

たまに聞かれる・・・というか、やはり一般の方だと詳しくは分かっていないようなのでご説明記事を書きます。

 

美容師さん
美容師さん
このカラーだと、一度明るくしなくちゃ無理だね〜

 

そんなことを言われたことはありませんか?

 

例えば昨今大人気の外国人風カラー

ヘアカタログなどで

美容師さん
美容師さん
8トーンのアッシュで染めています♡

なんて書いてあって

 

お客様
お客様

黒髪からでも8トーンでこんなに透明感のあるアッシュになれるんだ〜

と思って美容室に行ってみたら・・・

 

美容師さん
美容師さん
これは元々明るい状態からじゃないとこの透明感・色はでないですよ〜

 

なんて言われたことありませんか?

 

意味が分かりませんよね。

 

なので、すっごく簡単にご説明します。

 

ヘアカラーは染める前のベースの明るさによって変わる

 

すごく簡単に説明しますので、本来の色味と違ったり詳しいことは省いていますのでご了承下さい。

 

まずは髪の明るさ・トーンやレベルと言われるものがあります。

詳しくはこちら

ヘアカラーの「トーン」ってなに?職場で大丈夫な明るさは?

カラーをする時や、ヘアカタログを見ていると出て来る言葉

「○トーン」

なんとなく分かっていると思いますが、説明してみましょう…

 

でそれを分かりやすく並べてみるとこんな感じです。

 

下の方が暗い髪

上に方が明るい髪を明るさ別に並べたイメージです。

 

さて、この状態からみんな大好きアッシュで染めてみましょう。

 

アッシュは青い染料になるので、青を足します。

そうすると・・・

こうなります。

※極端なイメージです。

 

同じ色を足しても、元々の明るさや色が違う場合は全く違う色になりますよね?

 

今度はまたもみんな大好きなグレーで染めてみましょう。

こうなります。

 

明るければ明るいほどはっきりとグレー感が出ますよね?

 

さてお次はピンクで。

淡いピンクで染めているのに、元々の明るさや色によって違う色になっていますよね?

 

すっごく簡単に書くとこういうことです。

 

詳しく書くと

  • 今現在の髪の明るさ
  • 本来持っている髪の赤みなどの強さ
  • 前回のカラーの残っている色素
  • ダメージ具合
  • 髪の履歴(黒染め・縮毛矯正等)

などなど色々なものを考えて美容師さんはヘアカラーをしています。

 

髪は明るくしたくない!!という場合は、ある程度色味や透明感の制限が出てしまいます。

 

極端なお話、ブリーチをしないと絶対に出ない色というものは存在します。

 

とはいうものの、詳しくはわからないと思うので・・・

担当美容師さんに直接相談しましょう!

 

そうすれば教えてくれます。

たぶんきっと。

 

イメージの髪色を何枚か持っていき

お客様
お客様

こんな感じってできますか?

と聞きましょう。

 

もしも色々と不安な方は

お客様
お客様

これにした場合は、デメリットとかありますか?

みたいなことも聞いてもよいのかと。

 

まぁ、ざっくりデメリット

  • 色味によってはダブルカラーなどで料金が変わる
  • 1度明るくしたら退色(色落ち)したらその明るさに戻る
  • 明るければ明るいほどダメージが出る
  • 明るければ明るいほど退色(色落ち)しやすい

と言った感じですかね。

 

色味を優先させるのか

それ以外のモノ(ダメージなど)を優先させるのか

 

それはお客様個人個人で違うので、どこまでが許容範囲なのか相談して決めましょう。

 

 

ぜひご参考までに。

ABOUT ME
渡辺 真一
【マンツーマン施術】綺麗な髪で笑顔を☆ ナチュラルだけど素敵な髪に。髪が綺麗だと自然と笑顔になりますよね。 全ての工程を責任持って担当しますので、どんなお悩み等でもお気軽にご相談下さい。 丁寧なカウンセリング、親しみやすさ、お世辞のない的確なアドバイスを。ご自宅でも再現しやすいスタイル・スタイリングをご提案いたします。 もう少し詳しいプロフィールはこちら【プロフィール】
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