さて火曜日。
もう5月が終わりますね。
今回はこちら。
マツエク、マツパ、アイブロウ施術は美容師免許が今後も必要なのか?
まつ毛エクステンションは、美容師の職域に明確に定められているが、まつ毛カール・まつ毛パーマ、さらには眉毛関連のアイブロウ施術(眉毛脱毛、眉毛ワックス)については、いまだ法的に曖昧なまま放置されている分野。そうした中、これらのサービスを美容師の職域とすべきかについて、現場の声をもとに意識調査が行われた。
一般社団法人日本美容サロン協議会(JABS)は2025年5月12日、同年3月に実施した「美容師の職域に関するアンケート調査」の結果を公表した。対象はLINE@BIYO登録者で、美容サロン経営者、スタイリスト、アシスタント、アイリスト、エステティシャン、ネイリスト、美容専門学生など、美容業界に携わる170名。JABSは「美容師の職域を守り、美容業界の発展を目指す」ことを理念に掲げ、職能の明確化と安全な美容サービス提供の両立を重視している団体。
アンケートでは、まつ毛カール・まつ毛パーマを「美容師の職域」と回答した人が86%にのぼり、アイブロウ施術についても76%が「美容師の職域」とすべきと回答。美容師免許の有無が、施術の質や安全性に直結するという認識が広く共有されている実態が浮き彫りとなった。まつ毛カール・まつ毛パーマを美容師の職域と考える理由としては、「顧客に安心・安全なサービスを提供するため美容師免許を持つ者が行うべき」が79%と最多。次いで「皮膚学や衛生学など、美容学校で専門教育を受けた者が施術すべき」が71%、「『首から上は美容師の職域』という行政見解に従うべき」が52%、「まつ毛は毛髪に含まれるため、美容師が行うべき」が47%と続いた。
一方で、「美容師の職域でなくてもよい」とする回答者(n=29)も存在し、その理由として「資格にこだわらず、ある程度の練習で安全にサービス提供できれば売上に貢献できる」が52%、「美容師でなくても誰でも施術できる」が45%、「管理美容師など監督者がいれば問題ない」が31%、「そもそも美容師の領域ではない」が17%だった。
アイブロウについても、同様の傾向が見られた。「美容師の職域」と答えた人(n=132)の理由としては、「顧客に安全・安心なサービスを提供するため」が80%、「美容師として皮膚学・衛生学の教育を受けているから」が75%、「行政の見解に従うべき」が55%、「眉毛も毛髪に含まれるため」が50%だった。
反対に「職域でなくてもよい」との回答者(n=41)からは、「誰でも施術可能」が46%、「資格にこだわらなくても売上アップが見込める」が46%、「管理美容師の監督で対応可能」が37%、「事故の少ない施術であり、資格は不要」が24%という結果だった。
自由記述欄では、「この美容サービスは国家資格を持つ美容師が提供すべき」と考える施術サービスなどについて、多様な意見が寄せられた。中には、売上増を目的とした業権拡大を訴える声もあったが、利用者の安心・安全を第一とする意見の方が説得力をもっていた。
まつ毛や眉毛の施術は、目の周囲というデリケートな部位を扱うため、トラブル時のリスクも大きい。国家資格を有する美容師が提供すべきとの声が高まる背景には、そうしたリスク管理の意識が根底にある。法的整備が追いついていない分野であるからこそ、現場の声を反映した適切なルール作りと職域明確化が、今後ますます求められる局面となっている。
難しですよね。
マツエク、マツパは現在美容師免許必要ですよね。
アイブロウは美容師免許なくても可能です。
ですが、眉毛をカットするなら美容師免許が必須という。
今後、どうなっていくのでしょうか?
確かに目元なので危ないですよね。
ぜひご参考に。